ADHD(注意欠陥多動性障害)HEADLINE
ADHDとADD
ADHDやADDは、発達障害の中では珍しくはありません。(以下ADHDと表記)
すぐに「病名をつけたがる」医療機関の発表ですから、信じる信じないは別ですが、日本人成人の約10%がADHDの診断基準に当てはまると言われています。
しかし、アスペルガーなどと同様に学齢期には顕著ではなく、(友人関係も同じような傾向の方が多い場合は特に)成人になり、社会に出てみると
「自分は他の人よりミスがい多い」
「段取りが悪いと上司などから叱られる」
などで自信喪失してしまい、自分はどうしてこうなのだろうか?」と問いかけて、悩んでいる方が多いようです。
ADHDは、決して不治の病ではありません。特に最近、ストラテラが成人に解禁されたことで、今までは改善が難しかった方でも基礎能力が向上するようになりました。たとえてみれば、体力のない方でも筋力トレーニングを毎日すれば、筋力アップするというレベルになってきたということになります。
適切な服薬とトレーニングによって注意力・集中力などは改善させるのは可能になってきました。
(服薬が必要ない方には従来から対応させていただいています)
服薬を嫌う方も多いのですが、一定レベル以上の方については、トレーニングの最中に集中力が途切れてしまうケースも多かったので、服薬とカウンセリング・トレーニングを併用することにより努力や経験したが効果的に身に付き、スキルアップしたり、注意力、集中力が改善するからです。
よく「何か即効的かつ効果的な方法はないか」というようなことを聞かれますが、魔法のようなものは存在しません。ほかの発達障害やアダルトチルドレンの場合と同様、日常生活や仕事力の向上には時間と努力が必要になります。くじけず頑張りましょう。